• ホーム
  • ミッション・ビジョン
  • 事業概要
  • 体制
  • メッセージ
  • 事業化プロジェクト
  • 基盤構築プロジェクト

メッセージ

つながり、広がる…ビジネスとアカデミアの連携

自然生態系と人々の健康が調整・調和する、グローカルな健康社会の形成のビジョン実現に向けて、
本プログラム事業プロデューサーからメッセージ。

研究者がチームとなり崇高なビジョンの実現を目指す

本プログラムは関連する研究者、一人ひとりがそれぞれの意志のもとに研究するのではなく、コミュニティーが一丸となって健康社会の形成という崇高なビジョンの実現に向けて邁進します。研究成果が関係者に分かり易くタイムリーに共有され、実現化に向けた次の手を打てるように、大学としては稀なプロジェクトマネジメント体制を中堅研究者を中心に整備しました。さらに、研究成果の具現化を目指し、実用化につなげられる機能を有する大学発ベンチャーを早期に立ち上げ、適切な人材配置や人材育成を行い、次世代を担う若手研究者や関係する多くの方々にも将来が見えるようにしていきます。世界の薬用資源を有効活用し、健康社会形成に貢献し続けるこの挑戦を、伝統あるこの熊本の地から実践していきます。

菊池 正彦
Masahiko Kikuchi
菊池 正彦
事業プロデューサー
熊本大学 客員教授、
兼薬学部先端薬学教授

大学の強みを生かして国際連携ネットワーク構築を実現する

現在の創薬研究においては化合物を合成し、人体に対する影響を立証するのが一般的です。それに対して、本プログラムで着眼したのが「天然化合物」です。世界中の地域に伝わる伝承療法において、治療のために用いられる有用植物があります。このような天然資源の有効性の検証や成分の分析は、数十年前までの間に、かなり深く研究されてきました。しかし、これらの成果は、昔ながらの手法による研究結果であり、格段に進歩している現代の分析技術や新たな評価技術で調べられたものではありません。したがって、温故知新、あるいは、温故創新で、再び注目することは極めて重要です。私たちは、各国と連携して現代科学の視点から天然資源を見つめ直し、それに関わる人材を育成し、世界の健康に寄与していきたいと考えています。

甲斐 広文
Hirofumi Kai
甲斐 広文
副事業プロデューサー
熊本大学大学院
生命科学研究部(薬学系)、
兼薬学部教授・薬学部長