熊本大学「有用植物×創薬システムインテグレーション拠点推進事業」

UpRodとは

プロジェクト

事業化プロジェクト PJ1創薬指向型植物データベース関連事業

創薬指向型植物データベース関連事業
創薬指向型植物データベース(PDⅢ)
の特徴と概要
世界の維管束植物32万種を収録。創薬を指向した情報の収載とその検索システムにより、標的とする薬理作用や機能を持つ植物を網羅的かつ効率よく抽出することが可能。
  • 全世界的の維管束植物を網羅した植物データベースはあるが、 それらは主に植物分類学的が収載されている
  • 適用疾患などの情報が記載された植物データベースはあるが、特定地域に限定したものであり、世界全体の植物情報を包含したものは本データベースのみ
創薬指向型植物データベース

1.植物データベースで網羅的かつ効率よく情報を抽出する

研究対象植物種の絞込みにより、研究開発コストと時間を大幅削減

対象疾患に利活用できる世界の有用植物情報を“逆引き”し、情報を入手することが可能なデータベース

キーワード検索例
  • ○ 植物種名
  • ○ 伝統・伝承医療用途
  • ○ 適用疾患
  • ○ 薬効 薬理活性
  • ○ 含有成分
  • ○ 毒性 動物忌避情報
  • ○ 分布地域(原産地/栽培地/帰化地)
  • ○ 植物種の生態
  • ○ 自生地環境情報
  • ○ 最新研究データ

各アイテムに対して上記の情報を収集可能

キーワード検索例

2.創薬指向型植物データベース PDⅢ を活用したビジネスモデル

データベースを活用し、有用なシーズを探索、提案

 企業等からの依頼に応じて、創薬指向型植物データベースPDⅢや熊大が保有する独自の知見やノウハウ、さらに既存の情報リソースなどを駆使し、「シーズや原材料となる植物素材に関する情報」を網羅的かつ効率的に提供することが可能である。また、情報提供のみならず、植物分布地情報を活用し、各種関連法規を遵守し入手した国内外の植物の販売やそれらを活用した機能性食品や化粧品等の開発なども可能である。シーズの枯渇や資源の入手リスクなど課題を抱えている企業に対して、世界中のかつ有用なシーズを探索し提案する画期的なモデルである。

収載データの一例